夢はどこにあるか



夢は夢中の中にある


 59歳の2月のことです。夢がどこにあるのか、突然わかりました。それは卒業生を送る言葉を作っている最中のことでした。「皆さんは夢中になって勉強や部活動に取り組みました…」という文章の、「夢中」という熟語の「夢」という文字に気が付いたのです。ハッとしました。最初は単なる漢字の字面での発見でした。けれど、「夢は夢中の中にある」と書き抜いて、ハッとしたのでした。

 皆さん、夢中になってやっていることの到達点にあるもの、それが夢ではないでしょうか。たとえば、夢中になってやっている受験勉強の到達点にあるもの、…それがノーベル賞受賞であったとしても、第一志望校合格であったとしても、いずれも夢と言えるものだと思います。また、部活動に夢中になっている高校球児にとって、目標が地方大会で1勝することであっても、甲子園で優勝することであっても、いずれも立派な夢にちがいありません。

 夢と目標は、ほぼ同じです。なぜなら、夢(現実とは思えないこと)も、目標(めじるし)も、夢中になって取り組んでいることの到達点であることにおいて変わらないからです。派手か地味かの違いに過ぎません。

 皆さん、夢中になれることをたくさん見つけてください。そうすれば、たくさんの夢が見つかります。そして、そのたくさんの夢を抱えて生きることができるはずです。


いっしょに読んでください。


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