街の匂いというものは、人が集まることによって、時の経過とともに生き物のように生まれるものなのでしょう
私は東京の街歩きが好きです。どこの街へ行っても、街の匂いを感じられるからです。銀座には銀座の、渋谷には渋谷の…、街の匂いがあります。その空気を感じるだけでけっこう楽しめます。
そんな東京に高輪ゲートウエイシティやコレド室町という新しい街ができたと聞きました。訪ねてみると、高輪ゲートウエイシティからは鉄道を、コレド室町には日本橋を感じます。どちらの建物も土地が持っている魅力をうまく活用していると思いました。
ただ、はっきり言ってどちらの街も、街を歩いている人は同じ匂いを持った人たちでした。だから、高輪ゲートウエイシティもコレド室町も同じ匂いがしました。同行した妻は「デーパートだね」と呟きましたが、適切な評価だと思いました。たくさんのお客さんで賑わう場所でした。
企業や不動産会社は街作りの仕掛け人で、真のクリエーターはそこに集まる市民(=住人)なのだろうと思いました。街の匂いというものは、人が集まることによって、時の経過とともに生き物のように生まれるものなのでしょう。
新しい街の誕生を楽しみにしています。